夏への扉

「夏への扉」を読み返した。
ハインラインの猫への思い入れがすごい。
猫を理想の「男の中の男」として描いている。

法律云々や事件の段取りを細かく書いてあるので、
今の若い読者には、かったるいかもしれない。
今のラノベに比べるとスロースタート感はいなめない。
最後まで読んで、ようやくすっきりする話だ。
むかしはかなり濃く感じたのに、いがいと薄味。
想像力が補っていたのだろうな。
昔はいい読者だったわけだ。

昔は死んでしまえと思った悪女ベルが、今ではなかなか興味深い。
この話の中では一番魅力がある人物ともいえる。
ベルの人生を誰か書いてくれないかしら。

[PR]
by hasegawatetuya | 2013-11-30 10:38 | 本、映画