「激しく速やかな死」 佐藤亜紀著

佐藤亜紀さんの短編集。
「バルタザールの遍歴」を頭の悪いわらしはヒーヒー言いながら読んだけど、
こっちは短編集だし、三面記事なのがあってひひひでした。
「金の象眼のある白檀の小箱」てのがジュノー夫人ことロールとメッテルニヒの
色恋の話で、語り手がメッテルニヒ夫人でまー貴族の奥方ってこんなかーと思いながら、
けけけと笑ってみてましたら、結構な修羅場になってビビりました。
ジュノー、情けないぞ、男ってば・・・メッテルニヒ夫人をみならえ。

ロールことジュノー夫人の回想録によるって巻末に書いてあったけど、
彼女の回想録は脚色がいろいろあるという話も聞くから、
史実に忠実な漫画を描く身としては、ルウルウちゃん本当にありがとう。
僕は信じるよ。
きっとバルザックがロールを
「真実は君と大衆が選ぶんだよ」とかなんとかそそのかしたに違いない。

ほかの短編も今読んでるけど面白い。
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by hasegawatetuya | 2015-02-11 07:36 | 本、映画