小学生までに読んでおきたい文学3、こわい話

A・ダーレス「淋しい場所」
子供たちがおびえる場所がある。
昔は死ぬほど怖かったが、年を取るにしたがって平気になる。
数十年後太った子供が殺される。
逃げ足がおそく、押しつぶされている。
怯えていたころの僕たちが怪物を作ったんだと思う。
街灯が立ち暗くなくなる。
あの怪物はどこかにいくんだろう。

コストラー「水浴」
つい子供に乱暴に接してしまう父親。
泳ぎを教えようと水に放り込む。
子供は水から浮かんでこない。
慌てるが、結局子供は水死。
「ああ、なんということだ、ああ」

E・テイラー「蠅取り紙」
ピアノを習いに行く少女。バスの中で不気味な男に絡まれる。
「子供が好きなんだ」
女の人が男を追っ払って助けてくれる。
「お茶でも飲んでいきなさい」女の家に呼ばれる。
そこにバスの男がはいってくる。少女は青ざめる。
女が笑う。お茶は三つ出ている。

R・ダール「女主人」
宿に泊まる。宿帳に書かれた名前に見覚えがある。
「あなたきれいね。彼もきれいだった。その鳥のはく製私が作ったの。
その犬も。生きてると思ったでしょう。お茶を飲んでね。
行方不明になった学生さん?いいえ、今も4階にいるわよ。
彼はお茶が大好きなの」

アイリッシュ「爪」
殺人現場の金庫をこじ開けた犯人。現場に爪が落ちている。
食事を届けるレストランをあたる。爪のないボーイがいる。
刑事が来たので、金を燃やし、指を切り落とす。
刑事たちが指を探すが見つからない。逮捕できなかった。
20年後、一度だけ客から苦情があったと店主が言う。

ブッツアーティ(Dino Buzzati) 「何かが起こった」1954年
北へ向かう列車。10時間は止まらない。
だが道行く人が皆南に逃げている。
対向列車は満杯。駅もごった返している。
目的地が近づく。人はだれもいない。何もわからない。
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by hasegawatetuya | 2016-09-29 19:05 | ネタ